朝は勉強のゴールデンタイム?①
朝早く起きて勉強するべきだと多くの人が言われたことがあるかと思います。
そもそもどうして朝に勉強するのが良いと言われているのでしょうか?
今回は、朝に勉強することによる効果や正しい取り組み方などを紹介していきます。
勉強は朝にするべき?
朝は1日の中で最も頭が冴えて、
集中力を高く維持できるので勉強のゴールデンタイムと呼ばれています。
記憶は睡眠で定着するので、朝は脳がクリアな状態です。
また、やる気の源のドーパミンなどが大量に分泌される為、
科学的にも朝は勉強するのには最適な時間だと言われています。
朝勉強の主なメリット
頭に入ってきやすい
朝に勉強すると、内容が頭に入ってきやすいです。
先ほども書いた通り、人の記憶は睡眠中に整理されます。
詳しく説明すると、人の脳には記憶を一時的にしまっておく「海馬」という場所があります。
1日の中で集められた様々な情報は、まず海馬に保管されて、睡眠中に脳が情報を取捨選択します。
重要だと判断された情報は別の領域に保存され、不要だと判断された情報は記憶から消去されます。
このように、睡眠中にに海馬を埋めていた様々な情報が取捨選択されて、
翌日に新しく入ってくる情報を保管しておくスペースが出来るのです。
つまり、朝は1日の中で海馬の容量が最も大きく、
時間が経つに従ってどんどん少なくなって行きます。
なので、朝に勉強する方が昼間や夜に勉強するよりも
海馬の空いているスペースが大きいので勉強した内容を記憶しやすいのです。
静かな環境で勉強できる
夜は、テレビや車の音など騒音が多く、勉強していても集中力が散漫になりがちです。
しかし、人の活動が少なく騒音はほとんどありません。
朝は雑音が少ないので勉強していても気が散ることがなく集中することができます。
また、朝は空気が澄んでいて、リラックスした状態で勉強できるのも魅力です。
ベストな体調で勉強できる
夜に勉強すると、満腹感や疲労から眠気が襲ってきて集中力を維持するのが難しいです。
しかし、朝の勉強は睡眠によって疲労が取れた状態で行うことができます。
また、朝起きてすぐは適度に空腹感があります。
実は、空腹感が勉強中の記憶力を格段に上げてくれます。
詳しく説明すると、空腹感がある時は脳の栄養素であるブドウ糖が不足しています。
すると、人の体は危機状態と判断して、大脳辺縁系にある「扁桃体」という部分が活性化します。
扁桃体が活性化する時には、記憶に影響する脳細胞も一緒に活性化されるので、記憶力が向上します。
タイムリミットがあるので集中できる
夜だと睡眠時間を遅らせればいくらでも勉強することが出来るので、
勉強時間は自分で増やすことが出来ます。
しかし、朝の学校に登校する時間は遅らせられません。
タイムリミットがあるのは、勉強をはじめ様々な場面で
集中力を向上させるのに効果的だと考えられています。
時間が迫っていると、緊迫して自然と勉強に集中することができます。
精神的に楽
例えば、1日の勉強時間を6時間と決めているとします。
朝早く起きて1.5時間勉強してから学校に行くと、
登校時に1日の勉強時間の4分の1が終わっていることになります。
すると、学校から帰ってきても精神的に楽に感じます。
逆に朝勉強をしていないと、学校から疲れて帰ってきた後に
6時間勉強しようと思っても机に向かうのが辛く感じるでしょう。
また、仮に午後に急用が入ったとしても、朝に勉強していれば焦ることもありません。
次回も引き続き朝勉強についてご紹介致します♫
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