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自宅で勉強がはかどる方法②

 

 

前回の続きです。

 

3. 意識的にストレス発散する

「最近、なぜか集中力がない」「勉強しようとしても内容が頭に入ってこない」など、

理由のわからない不調を感じていませんか?

その原因は、ストレスかもしれません。

先の見通しが立たないことの不安などによって、気づかないうちにストレスがたまっている人は多いことでしょう。

ストレスを継続的に感じていると、コルチゾールというストレスホルモンが過剰に分泌されてしまい、

それが原因で脳に悪影響が生じます。

例えば、神経細胞が減少することで、問題解決能力が下がってしまうことも。

他にも、海馬が萎縮してしまうことで頭の働きが悪くなり、

新しいことを覚えるのが困難になるなどの弊害が生じます。

ストレスを放置すると、勉強に支障が出てしまうのです。

しかし、友だちに会ったり遊びに出かけたりできない場合、ストレスをどうやって発散すればいいのでしょう?

おすすめは「読書」です。

普段あまり読書しない人からすると「座って活字を読むなんて、余計にストレスがたまりそう…」

と感じるかもしれませんが、

実は読書は、音楽を聴く・散歩をする・お茶を飲む・ゲームをするといった行為よりも、

ストレス軽減の効果が高いのです。

ある研究によれば、たった6分の読書で、ストレスが3分の2以上なくなることがわかっています。

何を読むかは自由。小説でも新聞でもいいそうです。

普段はあまり読書しないという人でも、たった6分ならばハードルは低いのではないでしょうか?

 

4. 定期的に立ち上がる

家の中にいると、立ち上がって動き回る機会は少ないはず。

通学や通勤もしなくていいですし、狭い部屋の中では、少し手を伸ばせばなんでも届きますよね。

でも、座りっぱなしには注意が必要。

座り姿勢を長い時間続けていると、頭の働きが悪くなり、生産性が落ちてしまいます。

体のポジションを定期的に変えて、脳を休憩させることで、健康も生産性も向上するそう。

座る・立つ・歩くをルーティン化するのがおすすめです。

【20分座って作業をしたら、次は8分立って作業をし、2分手を止めて歩く】。

この3つを繰り返すのがよいのだそう。定期的に立ち上がって動き回ることで、

脳への血流が増し、頭の働きがよくなるのだとか。

とはいえ、スタンディングデスクなど立って作業できる環境がないと、

厳密にこちらのルーティンを遂行することは難しいかもしれません。

その場合は、30分おきにキッチンに移動し水を飲んだり、お手洗いに行ったりと、

定期的に立ち上がって移動するための工夫をするとよいでしょう。

 

5. デスクを窓際に移動させる

家の中に終日いると、自然の光を浴びる機会が減ってしまいますよね。

しかし、日にあたることは、私たちの健康を向上させたり、

集中力をアップさせたりするのに重要な役割を担っています。

出かけることができないときも、積極的に日光を浴びる工夫が必要です。

日当たりの良い環境で働くビジネスパーソンは、そうでない人に比べ、睡眠の質が高く、

運動量も多いという研究結果も。

また、国立再生可能エネルギー研究所によると、自然光や自然の景色は、

ストレスを軽減させ、気分や気力を向上させ、不安を減らし、集中力を上げる効果があるよう。

日光は、集中力や落ち着きを高めるセロトニンというホルモンの働きを助ける効果があります。

また、自然の光を浴びることは、体内時計の働きを保つのに重要な役割をしており、

睡眠や疲労を改善させてくれるのです。

デスク環境が暗いという人は、作業場所を、窓際などの日当たりのいい場所に移動させてみてください。

それが難しい人は、明るいうちに少し散歩をしたり、家の前でラジオ体操をしたりして、

自然の光を浴びる時間を1日の中に組み込んでみてはいかがでしょう。

 

 

家の中で勉強をすることが得意ではない人は、カフェや図書館に行くことを好むかもしれません。

しかし、自宅にいなければならない状況のときは、ご紹介したように、

少しでも快適な空間をつくったり、友だちと協力し合ったりすることなどで、

勉強をはかどらせるための工夫をしてみてくださいね。

 

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